ステージの「見た目」スクリプトには以下の8つのブロックが用意されています。主に背景を入れ替えたり、背景に効果を加えたりと見た目を与えるプログラムになっています。

こちらでは「見た目」スクリプトの「背景の番号」ブロックについて解説していきます。

見た目ブロック一覧

背景の番号

ブロックパレットにある「背景の番号」ブロックは現在選択されている背景の番号になります。単独ではプログラミングできませんが、他のスクリプトのブロックと合わせて利用するとさまざまなことができるようになります。

「背景の番号」にチェックをつける

「見た目」スクリプト一覧の中の「背景の番号」には左側にチェックボックスが表示されています。このチェックボックスにチェックをつけるとステージの左上に「背景 #●」と現在選択している背景の番号が表示されます。

こちらの番号は背景番号になりますが、こちらを確認する場合は、ステージを選択してから「背景」タグをクリックすると背景一覧が表示されます。背景の左上に数字がありますが、こちらが背景の番号になります。

次に「ライブラリから背景を選択」をクリックし、「atom playground」をダブルクリックして背景を追加します。するとステージの背景の番号が「2」に変更になりました。これは現在選択している背景が追加した背景になっているからです。

また、背景の名前の表示をダブルクリックすると「背景 #●」から背景の番号のみが表示されます。

他にも、ドラッグ＆ドロップで移動させたり、右クリックから「普通の表示」「大きな表示」「隠す」の3つの項目を選択することもできます。

「もし●●なら▲▲」ブロックの●●に「■=■」ブロックを配置し「背景の番号=1」を設定

制御スクリプトの「もし●●なら▲▲」ブロックを配置します。次に演算スクリプトの「■=■」を●●に配置します。「■=■」の左辺には動きスクリプトの「背景の番号」を、右辺には「1」を入力します。更に▲▲には「次の背景」ブロックを配置します。

最初に背景「1」を選択した状態で処理を実行すると「もし●●なら」の条件に一致しますので、▲▲の「次の背景」が実行され背景番号2の「atom playground」が表示されます。更にクリックすると「背景の番号=1」の条件に一致しませんので、何も起こりません。

このように背景の状態によって条件式にあてはめることもできます。