Scratch2.0、Scratch1.4の画面構成と押さえておきたい機能まとめ

Scratch2.0、Scratch1.4の画面構成押さえておきたい機能まとめ

スクラッチの基本的な画面構成は、「メニューバー」「ステージ」「スプライトリスト」「ブロックパレット」「スクリプトエリア」の5つからになります。これらは「Scratch2.0オフラインエディター」「Scratch2.0オンラインエディター」「Scratch1.4オフラインエディター」ともに共通の構成で機能的にもさほど違いはありません。

ここでは、スクラッチの画面構成と押さえておきたい機能をまとめていますので、更に詳しく知りたい方はそれぞれのリンクをクリックして機能の詳細について確認してください。初めてスクラッチを勉強される初心者の方は、プログラミングをしながら細かな使い方を覚えていけば問題ありませんが、スクラッチプログラミング入門サイトでは、すべてのページで各機能の説明について触れていません。

名称ごとにリンクは貼っていますが、こちらでスクラッチの画面構成やそれぞれの名称について押さえておくと、スクラッチプログラミング学習がしやすくなります。

目次

1. スクラッチの画面構成

スクラッチには、「Scratch2.0オフラインエディター」「Scratch2.0オンラインエディター」「Scratch1.4オフラインエディター」がありますが、見た目はどのバージョンも同じような画面構成となっています。

ただし、「Scratch1.4オフラインエディター」にしかない機能があったり、Scratch2.0のオフライン・オンライン版でも若干の違いがありますので、どういったところが違うのかを詳しく見ていきましょう。

また、Scratchオフラインエディターのダウンロードが済んでいない方は、以下の「スクラッチ(Windows版およびMac版)のダウンロードとインストール方法」を参考にダウンロード・インストールしてください。

Scratch2.0オフラインエディター

Scratch2.0オフラインエディターの画面構成
  • メニューバー
  • ステージ
  • スプライトリスト
  • ブロックパレット
  • スクリプトエリア

こちらは、Scratch2.0オフラインエディターの画面構成です。上部に「メニューバー」、左側に「ステージ」、ステージ下に「スプライトリスト」、真ん中に「ブロックパレット」、右側に「スクリプトエリア」があります。

「スクリプトエリア」の上部には「スクリプト」「コスチューム」「音」の3つのタブが設けられており、クリックするとそれぞれの画面が表示されます。また、ステージの背景を選択している場合は、「スクリプト」「背景」「音」の3つのタブが表示されます。

Scratch2.0オンラインエディター

Scratch2.0オンラインエディターの画面構成
  • メニューバー
  • ステージ
  • スプライトリスト
  • ブロックパレット
  • スクリプトエリア
  • バックパック

こちらは、Scratch2.0オンラインエディターの画面構成です。Scratch2.0オフラインエディターと同じ構成ですが、Scratch2.0オンラインエディターには「バックパック」という機能があります。

「バックパック」については、後ほど説明します。

尚、「バックパック」を利用するには、Scratchアカウントにログインする必要がありますので、以下を参考にScratchアカウントの取得とログインをしてください。

Scratch1.4オフラインエディター

Scratch1.4の画面構成
  • メニューバー
  • ステージ
  • スプライトリスト
  • ブロックパレット
  • スクリプトエリア

こちらは、Scratch1.4オフラインエディターの画面構成です。Scratch2.0オフラインエディターでは、左側にステージがありましたが、Scratch1.4オフラインエディターでは、右側にステージがあります。

「メニューバー」「ブロックパレット」「スクリプトエリア」「ステージ」「スプライトリスト」の構成は変わりませんが、「スクリプト」「コスチューム」「音」の3つのタブは、「スクリプトエリア」の上部に設けられています。

2. スクラッチ画面各領域の機能について

スクラッチの基本的な画面構成は、「メニューバー」「ステージ」「スプライトリスト」「ブロックパレット」「スクリプトエリア」の5つとScratch2.0オンラインエディターだけの機能「バックパック」の1つになります。それぞれの機能について説明していきます。

メニューバー

メニューバー

「メニューバー」とは、日本語・英語・フランス語といった言語の設定や「ファイル」「編集」「共有」といった操作命令がまとめられた操作領域になります。主に、プロジェクトの読み込みやファイルの保存で使うことが多い領域になります。「Scratch1.4オフラインエディター」と「Scratch2.0オフライン版・オンライン版」では一部内容が異なりますが、基本的な機能は変わりません。

また、Scratch2.0オンラインエディターではScratchアカウントでログインしている状態とログアウトしている状態では右上のメニュー項目が異なりますので、そちらも確認してみましょう。

「メニューバー」については、以下の「スクラッチのメニューバーについて」で詳しく解説しています。

ステージ

ステージ

「ステージ」は、Scratch2.0オフライン版・オンライン版では左側に、Scratch1.4オフラインエディターでは右側に配置されています。

新しいプロジェクトを開くとステージの中心にネコのキャラクターが配置されていますが、こちらは「スプライト」と呼ばれるものです。「ステージ」は、このスプライトや背景を配置できる画面のことでプロジェクトの舞台となる場所とも言えます。

初期設定では、真っ白な背景が設定されていますが、自由に背景の色を変えることもできます。また、スクラッチのプログラミングで背景を自動で切り替えたり消すことができたり、スプライトに対しても命令を与えることでステージ画面内で自由に移動したり、スプライトを回転させることもできます。

「ステージ」については、以下の「スクラッチのステージについて」で詳しく解説しています。

スプライトと背景

スプライトの集合体

ステージに配置される「スプライト」と「背景」についてもう少し説明すると、「スプライト」は画像のようにキャラクターに限らず車や飛行機の画像、丸や四角といった形状の画像など、ステージの画面に入るものであれば何でも画像として配置できます。ちなみにスクラッチ起動時にデフォルトで配置されている猫のスプライトは、スクラッチキャットと呼ばれています。

これらの「スプライト」には、それぞれに命令を与えることで自由に動かすことができます。1つ1つのスプライトに命令を与えてプログラミングしていくと、それが大きなプログラムとなり子供たちが遊んでいるゲームや物語といった作品を作ることができます。

スクラッチのステージ背景例

ステージの「背景」については、単純に色を変えるだけでなく写真を画像に配置したり複数配置してプログラミングでステージ毎に切り替えることもできます。

スクラッチには、多くの「スプライト」「背景」が事前に用意されていますので、そちらを利用してプログラミングしてもいいですし、オリジナルの「スプライト」や「背景」を取り込むこともできます。

スプライトリスト

スプライトリスト

「スプライトリスト」は、スプライトが格納されている一覧になります。ステージの下に配置されており、スプライトの情報を確認したり、スプライトリストから新しいスプライトを追加することもできます。

スプライトリストの詳細

スプライトの情報を確認する場合は、スプライトの左上にあるiマークをクリックします。こちらをクリックするとスプライトのx座標・y座標の位置情報や向き、回転の種類、表示状態などを確認することができます。

また、こちらのスプライト情報から向きなどを変更することもできます。基本的には、プログラミングによって位置や向きなどを変更しますが、プロジェクト(作品)を制作する過程で手動で変更することもありますので、プログラミングで処理する必要のない場合は、どちらを利用しても問題ありません。

スプライトリストでは新しいスプライトを追加する場合、スクラッチで用意されている中から選ぶ以外に自分で用意した画像を取り込んだり、手描きで書いたものをスプライトとして利用することもできます。

スプライトリストおよびスプライトの使い方については、、以下の「スクラッチのスプライト・スプライトリストについて」で詳しく解説しています。

ブロックパレット

ブロックパレット

「ブロックパレット」は、スプライトや背景に命令を与える「ブロック」が置いてある場所になります。ブロックパレットの上部には、
動き見た目音ペンデータ
イベント制御調べる演算その他
のブロックグループがあり、それぞれに命令のブロックが格納されています。スプライトや背景に、これらのブロックを組み合わせてプログラミングすることで、動かしたり背景を変えたりといったプログラムを作ることができます

ブロックパレットの使い方については、、以下の「スクラッチのブロックパレットについて」で詳しく解説しています。

スクリプトエリア

スクリプトエリア

ブロックパレットの右側にある空間は「スクリプトエリア」と呼ばれる領域で、ここにスプライトや背景に命令する「ブロック」をドラッグ&ドロップすることで様々なブロックを配置しプログラミングすることができます。

また、ブロックを配置したひとかたまりを「スクリプト」といいます。スクリプトはスクリプトエリアに1つだけでなく複数作成することが可能です。

ブロックを配置する位置は特に関係なく、自由に配置することができます。スクリプトの数が多くなると把握しづらくなりますが、ばらばらに配置されたブロックをきれいに並べる機能も備わっています。

スクリプトエリアは、1つ1つのスプライトや背景毎に設けられており、1つのスプライトまたは、すべてのスプライトに適用などプログラムの範囲を設定することもできます。

また、プログラムは上から順に処理されブロックの並びを変えるだけでも違ったプログラムになります。いざプログラムを作って動かしてみると思い描いていた動作にならないなんてことはたくさんありますので、どこが間違っているのか考えながらスクラッチでプログラミングするのも醍醐味の1つです。

スクリプトエリアの使い方については、以下の「スクラッチのスクリプトエリアについて」で詳しく解説しています。

バックパック

バックパック

先ほどScratch2.0オンラインエディターだけの機能としてバックパックを紹介しましたが、バックパックとは英語でキャンプなどで背負うリュックサックのことを指します。スクラッチ上での機能としては「スプライト(スクリプト・コスチューム・音)や背景」を入れて置く場所になります。

バックパックにスクリプトを入れる

スクラッチでプログラミングしていくと同じような処理をすることがよくあります。そういった場合、毎回毎回同じスクリプトを作るのが煩わしく感じることもあるかと思います。そんな時に、このバックパックを使うととても便利です。

バックパックにスクリプトを保管すると、制作中のプロジェクト(作品)だけでなく、他のプロジェクトでも自由にコピーして利用することができます。

このバックパックのすごいところは、自分が制作したプロジェクトだけでなく、他のScratchユーザーが制作したプロジェクトのスクリプトなども自由にコピーして利用できるところです。

スクリプトエリアの使い方については、以下の「バックパックを使ってスプライト(スクリプト・コスチューム・音)や背景を保存する方法」で詳しく解説しています。

3. まとめ

今回はスクラッチの画面構成について解説しました。スクラッチのバージョンによって若干異なる部分はありますが、基本的な機能は変わらず、これまでScratch1.4オフラインエディターを利用していた方がScratch2.0オフラインエディターを使ってもさほど支障はないかと思います。

冒頭でも説明しましたが、スクラッチプログラミング入門サイトでは、すべてのページで各機能の説明について触れていません。こちらでスクラッチの画面構成やそれぞれの名称についてしっかり理解した上で、スクラッチプログラミング学習へ進みましょう。

スクラッチ画面構成を確認し、これからスクラッチを勉強しようとしている初心者の方は、まずはスクラッチに触れて実際に動かしながらプログラミングとはどういうものなのかを体験してみましょう。

スクラッチプログラミング入門

スクラッチプログラミング入門

Scratchは、MITメディアラボが開発した子ども向けビジュアルプログラミング言語です。
スクラッチプログラミング入門では、スクラッチの基本的な使い方から複雑なプログラムの作り方まで子供たちが楽しく学ぶための教育サイトです。

TOP