リミックスの作り方とリミックスしてもらいたくない時の対処法

こちらではリミックスの作り方や、リミックスしてもらいたくない場合の対処法などをまとめています。

リミックスとは

Scratchのリミックスとは、他のユーザーが作ったプロジェクトを自由にコピーして、自身のアイデアを加えたり、自身が考えた新しい作品として生まれ変わったプロジェクトのことをいいます。

Scratchコミュニティサイト上でリミックスされたオリジナルプロジェクトや作者に対して重要な貢献を行ったとして正当に評価されます。

また、作者に対して敬意を払うためにプロジェクトコメントには作者のクレジットをつけるようにしましょう。

Scratchチームは、すべてのプロジェクトにたいしてリミックスできることを求めています。

なぜ求めているかと言うと楽しいプロジェクトはびっくりするようなプログラミングされたプロジェクトは、リミックスできることでプログラムを学ぶ中で大変すばらい方法と考えているからです。

どのようにプログラミングされているか確認したり、そのプログラムを更に改良することでもっとすばらしいプロジェクトへと生まれ変わります。

Scratchコミュニティサイトで共有されたプロジェクトは誰でも閲覧・リミックス可能なので、是非リミックスして新しいプロジェクトを作ってみましょう。

リミックスの作り方は以下の流れで行います。

まずリミックスには、Scratchコミュニティーサイトにサインインする必要があります。

サインインしていない人は「アカウントのサインイン・サインアウトの方法」をご確認ください。

Scratchコミュニティーサイトにサインインしたら、リミックスしたい作品のページを開きます。

すると、右上に「リミックス」のボタンがあるので、それをクリックします。

ちなみに、マウスカーソルを「リミックス」の上におくと「このプロジェクトのコピーを保存して、あなた自身のアイデアを追加します。」と表示されます。

「リミックス」をクリックすると、プロジェクトをコピーして、「プロジェクトのリミックスが保存されました。」と表示されます。

「プロジェクトページを見る」をクリックすると、プロジェクト名の後ろに「remix」と書かれています。

さらに右側には、「原作〇〇を作った〇〇さんに感謝します。」と書かれており、リミックスされたプロジェクトであることが分かります。

また、オリジナル作品とScratchアカウントにはリンクが付けられていますので、作品とアカウントも確認できます。

私の作品ページも確認するとプロジェクトが追加されています。

どれぐらいリミックスされたか視覚的に確認する方法として、リミックスツリーがあります。

リミックスツリーとは、プロジェクトがどのようにリミックスされたのか、どのプロジェクトが「このプロジェクトが好き」を多くクリックされているのかが分かるツールです。

リミックスツリーを確認するには、確認したいプロジェクトページの右下にある「リミックスツリーを見る」をクリックするとリミックスツリーが表示されます。

しかし、Scratch3.0になってからは、このボタンが廃止され確認できません。

どうしても確認したい場合は、「廃止されたリミックスツリーを確認する方法」で詳しく確認方法をまとめていますので、ご確認ください。

Scratchユーザーの中には自身が作成したプロジェクトをリミックスしてもらいたくないと考えるユーザーも少なからずいると思います。

Scratchチームとしては、公開されているプロジェクトはすべてリミックスができる環境にする意向なので、プロジェクトを公開している限りリミックスを拒否することはできません。

もしも、リミックスを拒否したい場合は、プロジェクトを共有せず、非公開にするようにしてください。非公開のプロジェクトであれば、本人以外誰も閲覧することはできませんので、リミックスされることもありません。

プロジェクトの共有を解除して非公開にしたい場合は、以下を参考に共有解除を行ってください。