ブロックの使い方

スクラッチの「音量を〇ずつ変える」ブロックの使い方を徹底解説!

こちらは、スクラッチの「音量を〇ずつ変える」ブロックの使い方を詳しく徹底解説しています!

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「音量を〇ずつ変える」ブロック

「音量を〇ずつ変える」ブロックは、スプライトステージの現在の音量から指定した量だけ変更します。

例えば、現在の音量が「50」で「音量を10ずつ変える」を設定すると、「60」「70」「80」と指定した10だけ変更されます。

音量設定の対象は、「音量を〇ずつ変える」ブロックを置いたスプライト、またはステージのみ有効です。

つまり、それぞれのスプライトで音量設定をすることができます。

値の範囲

設定できる値の範囲は「-100から100まで」です。

というのも、音量自体の値の範囲が「0~100」だからです。

よって「-100」以下を入力した場合は最低値の「0」を、「100」を超えて入力した場合は最高値の「100」が設定されています。

また、数値が大きいほど、大きな音になりますので、マイナス値を設定することで、音量を下げることができます。

音量の確認方法

設定した音量を確認したい場合は、「音量」ブロックを使いましょう。

音量」ブロックの左側にあるチェックボックスにチェックを付けると、ステージ左上に、現在の音量がステージモニターとして、表示されます。

「音量」ブロックは2つある!?

スクラッチでは「音量」ブロックが2つあります。

一つ目は、こちらで紹介している「音」ブロックの「音量」ブロック。

もう一つが、「調べる」ブロックの「音量」ブロックです。

こちらのブロックは、コンピュータのマイクが検知した音量の大きさの値を返します。

音量の確認をする際は、間違えないようにしましょう。

「音」ブロック

「音」ブロックには、以下の9個のブロックが用意されています。

  • スタックブロック・・・8つ
  • 値ブロック・・・1つ

ブロックの色は、赤紫色で統一されています。

スクラッチには楽器音や効果音など様々な音が用意されています。

スプライトの動きに合わせて音を出したりステージのBGMに利用されることもあります。

また、こちらのブロックの中には、音とMIDI機能をコントロールするブロックが含まれています。

MIDIの正式名称は、「Musical Instruments Digital Interface」で1981年に国際標準として策定された電子楽器の規格になります。

一般的に「ミディ」と呼ばれます。

音ブロック 動作
終わるまで〇の音を鳴らす
指定した音を鳴らして、音が鳴り終わるまで待ってから、次のブロックへ処理を進める
〇の音を鳴らす
指定した音を鳴らしたまま、次のブロックへ処理を進める
すべての音を止める
スプライトやステージで再生されている音をすべて止める
▢の効果を〇ずつ変える(音)
音の効果を、指定された数量だけ変更する
▢の効果を〇にする(音)
音の効果を、指定された数値に変更する
音の効果をなくす
音の効果を、すべてなくす
音量を〇ずつ変える
音量を指定した数値だけ変更する
音量を〇%にする
音量を、指定した%の音量に変更する
音量
スプライトの現在の音量を返す