こちらは、スクラッチの「音量を〇ずつ変える」ブロックの使い方を詳しく徹底解説しています!
「音量を〇ずつ変える」ブロック
「音量を〇ずつ変える」ブロックは、スプライトやステージの現在の音量から指定した量だけ変更します。
例えば、現在の音量が「50」で「音量を10ずつ変える」を設定すると、「60」「70」「80」と指定した10だけ変更されます。
音量設定の対象は、「音量を〇ずつ変える」ブロックを置いたスプライト、またはステージのみ有効です。
つまり、それぞれのスプライトで音量設定をすることができます。
値の範囲
設定できる値の範囲は「-100から100まで」です。
というのも、音量自体の値の範囲が「0~100」だからです。
よって「-100」以下を入力した場合は最低値の「0」を、「100」を超えて入力した場合は最高値の「100」が設定されています。
また、数値が大きいほど、大きな音になりますので、マイナス値を設定することで、音量を下げることができます。
音量の確認方法
設定した音量を確認したい場合は、「音量」ブロックを使いましょう。
「音量」ブロックの左側にあるチェックボックスにチェックを付けると、ステージ左上に、現在の音量がステージモニターとして、表示されます。
「音量」ブロックは2つある!?
スクラッチでは「音量」ブロックが2つあります。
一つ目は、こちらで紹介している「音」ブロックの「音量」ブロック。
もう一つが、「調べる」ブロックの「音量」ブロックです。
こちらのブロックは、コンピュータのマイクが検知した音量の大きさの値を返します。
音量の確認をする際は、間違えないようにしましょう。
「音」ブロック
「音」ブロックには、11個のスタックブロックと2個の値ブロックの計17個のブロックが用意されています。
ブロックの色は赤紫色で統一されています。
音ブロック名 | 動作 |
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終わるまで 〇 の音を鳴らす 指定した音を鳴らして、音が鳴り終わるまで待ってから次のブロックへ処理を進める 規定値:meow、録音 |
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〇 の音を鳴らす 指定した音を鳴らしたまま次のブロックへ処理を進める 規定値:meow、録音 |
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すべての音を止める スプライトやステージで再生されている音をすべて止める |
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〇 の効果を 〇 ずつ変える 音の効果を指定された値だけ変える |
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〇 の効果を 〇 にする 音の効果を指定された値にする |
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音の効果をなくす 音の効果をすべてなくす |
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音量を 〇 ずつ変える 音量を指定した数値ずつ変える |
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音量を 〇 % にする 音量を指定した数値にする |
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音量 スプライトの音量を示す |