プログラミングドリル

スクラッチでプログラミング002|ブロックの使い方①

Scratch先生
Scratch先生

こんにちは、みなさん!
Scratch先生です。

「スクラッチでプログラミング001」では、スクラッチの画面について、説明しました。

今回は、ブロックを使って、スプライトを動かしていくよ!

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スプライトを動かしてみよう!

まず、最初に使うブロックは、こちらのブロックです!

このブロックは、どんな命令のブロックか分かるかな?

こちらのブロックは、書いてある通り、スプライトを10歩動かすブロックです。

プログラミングチャレンジ1
Scratch先生
Scratch先生

Scratch先生から子供たちへの挑戦状です!
クリアできるかな?

ブロックを置く場所は、決まっていましたよね。

スプライトに命令を送るには、どの場所にブロックを置かないといけなかったでしょうか?

ブロックを置く場所の名前を答えましょう。

思い出しましたか?

正解は、「スクリプトエリア」です。

スプライトに命令を送りたいときは、必ずブロックを命令したいスプライトの「スクリプトエリア」に置きましょう。

ブロックの置き方

ブロックをスクリプトエリアに置くには、マウスを使って「ドラッグ&ドロップ」します。

ドラッグとは日本語で「ひっぱる」、ドロップは「おとす」という意味です。

つまり、マウスでブロックを「ひっぱって、おとす」操作をして、スクリプトエリアに置きます。

ちなみに、マウスの右側をクリックすることを「右クリック」、マウスの左側をクリックすることを「左クリック」と言います。

よく使うのは「左クリック」で、「右クリック」はたまにしか使いません。

そのため、「左クリック」は「左」をつけずに、単に「クリック」と呼ばれます。

こちらでもクリックと説明している場合は、「左クリック」のことですので、覚えておきましょう。

まず、使いたいブロックの上(今回は、10歩動かすブロック)で、左クリックを押したまま、スクリプトエリアまでブロックをひっぱります。

この左クリックを押したままひっぱる動作が「ドラッグ」です。

スクリプトエリアにブロックを持ってきたら、押したままの左クリックを外して、ブロックをおとします。

この押したままの左クリックを外しておとす動作が「ドロップ」です。

「ドラッグ&ドロップ」は、スクラッチでよく使う操作ですので、覚えましょう。

スプライトに命令を送る

これで、10歩動かすブロックをスクリプトエリアに置くことができました。

スプライトに命令を送る準備ができましたが、置いただけではスプライトは動きません。

スプライトに命令を送るには、スクリプトエリアの置いたブロックをクリックします。

クリックしたら、ステージのスプライトが10歩動きます。

プログラミングチャレンジ2
Scratch先生
Scratch先生

Scratch先生から子供たちへの挑戦状です!
クリアできるかな?

ブロックの置き方と命令を送る方法は分かりましたよね?

実際に10歩動かすブロックをスクリプトエリアに置いてから、ブロックをクリックして、スプライトが動くか挑戦してみましょう!

動いたかな?

何度もクリックすると、スプライトがステージの外にはみ出してしまいます。

そんなときは、スプライトをドラッグ&ドロップして、ステージの左側に移動させましょう。

ステージ上のスプライトは、ドラッグ&ドロップで自由に動かすことができます。

こちらも覚えておきましょう!

歩く歩数を変える

10歩動かすブロックは、実は10歩歩くだけではありません。

10歩動かすブロックの本当の名前は、「〇歩動かす」ブロックです。

〇をクリックすると、〇の中の数字を変えることができます。

つまり、自由に歩数を決められるというわけです。

プログラミングチャレンジ3
Scratch先生
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Scratch先生から子供たちへの挑戦状です!
クリアできるかな?

「〇歩動かす」ブロックの〇に下の3つの数字を入れて、最初の位置から一番遠くまで動く数字を答えましょう。

  • 217
  • 123
  • 285

それぞれの数字を入れてから、ブロックをクリックして確認してみてね!

どの数字が一番遠くまで動いたか分かったかな?

正解は「285」でした!

「〇歩動かす」ブロックは、数字が大きいほど、遠くまで動かすことができます。

他の数字も入れて、どれぐらい動くか確認してみましょう。

もしも、クリックしても全然動かない場合は、〇に間違った数字を入れているかもしれません。

この①②③の〇歩には、「漢字の5」「全角の5」「半角の5」が入っています。

正しく5歩動くブロックは、どれだと思いますか?

正解は③の「半角の5」です。

スクラッチのルールでは、数字を入れる〇には、「半角の数字」しか入れられません。

よって、まず①の漢字の5は「×」です。

次に②と③ですが、どちらも数字の「5」ですが、②は全角の数字です。

  • 5(全角の5)
  • 5(半角の5)

全角と半角の違いが分かりますか?

全角の5は、少し横幅が広い5になっています。

半角の5は、全角の半分の横幅です。

スクラッチだけでなく、プログラミングの世界では、歩数や秒数など数を扱う場合、半角の数字を使うというルールがあります。

そして、プログラミングの世界では、数を扱う時は、数字のことを「数値」と言います。

ここでは、文字を扱っているのか、数を扱っているのか分かるように、数を扱う場合は「数値」と言うようにします。

数値と言ったときは、半角の数字のことだと覚えておきましょう。

半角にするには?

全角の数字を入れてしまっている子は、半角の数字にしなければいけません。

一般的なキーボードには、左上に「半角/全角」キーがあります。

「半角/全角」キーを押すと、半角と全角が切り替わりますので、半角にしてから〇に数値を入れるようにしましょう。

半角の数字を〇に入れてみて、うまく動きましたか?

動いたら、他の数字も入れて、どれぐらい動くか確認してみましょう。

まとめ

Scratch先生
Scratch先生

スクラッチのブロックの使い方は、覚えたかな?

「スクラッチでプログラミング002」では、スクラッチのブロックの使い方を説明しました。

スクラッチでは、このように〇の中を自由に変えることができます。


〇の中は、数字だけじゃなくて、文字も入れられるブロックもあります。

スクラッチのブロックの使い方を「覚えたよ!」という子は、下の「CHECK」をもう一度確認して、次の「スクラッチでプログラミング003|ブロックの使い方②」へ進みましょう!

  • ブロックをスクリプトエリアに置くには、マウスを使ってブロックをスクリプトエリアに「ドラッグ&ドロップ」する
  • ドラッグは、左クリックを押したまま、ひっぱること
  • ドロップは、押したままの左クリックを外して、おとすこと
  • スプライトに命令を送るには、スクリプトエリアに置いたブロックをクリックする
  • ブロックの〇には、数字や文字を入れられる
  • ブロックの数字を入れる〇には、「半角の数字」しか入れられない
  • プログラミングの世界では、数を扱う場合、半角の数字を使うルールがある
  • 数を扱う時は、数字のことを「数値」という

【Step3】スクラッチとプログラミングの基本知識

【Step1・Step2】スクラッチアカウント作成とログイン方法