こちらは、スクラッチの「背景の▢」ブロックの使い方を詳しく徹底解説しています!
「背景の▢」ブロック
「背景の▢」ブロックは、選択している背景の番号や名前を返します。
値のブロック
スクラッチのブロックには、役割に応じたブロック形状の決まりがあります。
ブロックの形状については、「Scratchのブロックの種類と役割について」をご確認ください。
「背景の▢」ブロックは、値ブロック(Reporter Block)に該当し、楕円形の形状をしています。
こちらには、数値や文字列といった、何らかの値を維持するブロックで、プログラミングの世界では「変数」と呼ばれるものです。
背景の番号
「背景の▢」ブロックで「番号」を設定すると、選択している背景の番号を返します。
「背景の▢」ブロックで「番号」を設定したら、左側にあるチェックボックスにチェックをつけてみましょう。
すると、ステージの左上に、背景の番号がステージモニターとして、表示されます。
こちらの例では、背景の番号は「3」ということです。
また、右下のステージリストにも「3」と表記されています。
こちらも背景の番号を表します。
背景の番号がどのように決められているかというと、背景の並び順です。
ステージリストの設定されている背景を選択して、背景タブのクリックしましょう。
すると、3つの背景があり、上から順に「1」「2」「3」と連番が振られています。
この順番が背景の番号というわけです。
例えば、現在選択されている背景を2番目に移動させてみます。
すると、背景の番号は「2」となり、ステージモニターも「2」に変りました。
背景の名前
「背景の▢」ブロックで「名前」を設定すると、選択している背景の名前を返します。
今度は、「背景の▢」ブロックで「名前」に設定します。
そして、チェックボックスにチェックをつけてください。
今度は、ステージモニターに「背景の名前」が追加されました。
こちらに、背景の名前が表示されます。
背景の名前は、背景ごとに設定してあるコスチューム名です。
こちらを書き換えると、「背景の▢」ブロックの値も書き換わります。
見た目ブロック一覧
「見た目」ブロックには、以下の20個のブロックが用意されています。
- スタックブロック・・・17つ
- 値ブロック・・・3つ
ブロックの色は紫色で統一されています。
主にスプライトに対して色を変えたり、言葉を発したりと見た目を与えるブロックです。
見た目ブロック | 動作 |
---|---|
〇と〇秒言う スプライト上に、指定した時間だけ入力したテキストをふきだしで表示する |
|
〇と言う プライト上に、入力したテキストをふきだしで表示する |
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〇と〇秒考える スプライト上に、指定した時間だけ入力したテキストをふきだし(考え事)で表示する |
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〇と考える プライト上に、入力したテキストをふきだし(考え事)で表示する |
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表示する スプライトをステージ上に出現させる |
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隠す スプライトをステージ上から隠す |
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コスチュームを〇にする スプライトのコスチュームを、指定したコスチュームに変更する |
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次のコスチュームにする スプライトのコスチュームを、コスチュームリストにある次のコスチュームに変更する |
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背景を〇にする ステージの背景を、指定した背景に変更する |
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次の背景にする 背景を、背景リストの次の背景に変更する |
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▢の効果を〇ずつ変える(見た目) スプライトを選択した画像効果を、指定された数量だけ変更する |
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▢の効果を〇にする(見た目) スプライトを選択した画像効果を、指定された数値に変更する |
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画像効果をなくす スプライトに適用されているすべての画像効果を消去する |
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大きさを〇ずつ変える スプライトの大きさを、指定した数値だけ変更する |
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大きさを〇%にする スプライトの大きさを、指定した%のサイズに変更する |
|
▢へ移動する スプライトを最前面や最背面のレイヤーに移動する |
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〇層▢(レイヤ) スプライトの重なり順を、指定した数値分、前面や背面のレイヤーに移動する |
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コスチュームの▢ スプライトの現在のコスチューム番号や名前を返す |
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背景の▢ 選択している背景の番号や名前を返す |
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大きさ スプライトの現在の大きさを返す |