こちらは、スクラッチの「演算」ブロックの中にある「〇の〇番目の文字」ブロックの使い方を、詳しく徹底解説しています!
「〇の〇番目の文字」ブロック
「〇の〇番目の文字」ブロックは、指定した文字列から指定した番号の文字を返します。
値のブロック
スクラッチのブロックには、役割に応じたブロック形状の決まりがあります。
ブロックの形状については、「Scratchのブロックの種類と役割について」をご確認ください。
「〇の〇番目の文字」ブロックは、値ブロック(Reporter Block)に該当し、楕円形の形状をしています。
こちらには、数値や文字列といった、何らかの値を維持するブロックで、プログラミングの世界では「変数」と呼ばれるものです。
「〇の〇番目の文字」ブロックの中の値を確認したい場合は、「〇の〇番目の文字」ブロックをクリックしましょう。
クリックすると、「〇の〇番目の文字」ブロックの中の値を確認できます。
「〇の〇番目の文字」ブロックの使い方
それでは、「〇の〇番目の文字」ブロックの使い方を見ていきましょう。
こちらは、入力した文字を1文字ずつしゃべらせるプログラムです。
「緑の旗が押されたとき」ブロックを使って、緑の旗がクリックされたときに、その下のスクリプトを実行します。
次に、「〇と聞いて待つ」ブロックで、「すきな文字を入力してください。」と聞いています。
こちらに入力した値は、「答え」ブロックに格納されます。
「答え」ブロックに格納された文字を、「〇の長さ(文字列長さ)」ブロックを使って、変数「文字数」に入れています。
先ほどの変数「文字数」は、「〇回繰り返す」ブロックの回数に指定しており、文字数分繰り返し処理を行います。
そして、「〇の〇番目の文字」ブロックを使って、1文字ずつ取り出し、しゃべらせているというわけです。
実際に緑の旗をクリックして、プログラムを実行してみましょう。
今回は、好きな文字を「うどん」と入力してみます。
すると、うどんの1番目文字「う」と言っています。
次に、うどんの2番目文字「ど」と言っています。
最後は、うどんの3番目文字「n」と言って、プログラム終了です。
演算ブロック一覧
「演算」ブロックには、以下の11個のブロックが用意されています。
- 真偽ブロック・・・7つ
- 値ブロック・・・11つ
ブロックの色は、黄緑色で統一されています。
演算ブロック | 動作 |
---|---|
〇+〇(足し算) 指定した2つの数値を足し算した結果を返す |
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〇-〇(引き算) 指定した2つの数値を引き算した結果を返す |
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〇*〇(掛け算) 指定した2つの数値をかけ算した結果を返す |
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〇/〇(割り算) 指定した2つの数値を割り算した結果を返す |
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〇から〇までの乱数 指定した2つ数値の範囲でランダムな数値を返す |
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〇<〇(小なり) 左の値が右の値より小さいときにtrueを、そうでないときにfalseを返す |
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〇=〇(イコール) 左の値と右の値が同じときにtrueを、そうでないときにfalseを返す |
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〇>〇(大なり) 左の値が右の値より大きいにtrueを、そうでないときにfalseを返す |
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◇かつ◇ 指定した2つの条件で両方とも満たすときにtrueを、そうでないときにfalseを返す |
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◇または◇ 指定した2つの条件でどちらか一方を満たすときにtrueを、そうでないときにfalseを返す |
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◇ではない 指定した条件がtrueであればfalseを、そうでないときにtrueを返す |
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〇と〇(文字列結合) 2つの値を連結して、くっつけた値を返す |
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〇の〇番目の文字 指定した文字列から指定した番号の文字を返す |
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〇の長さ(文字列長さ) 指定した文字列の文字数を返す |
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〇に〇が含まれる 指定した文字列に指定した文字列が含まれるときにtrueを、含まれていないときにfalseを返す |
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〇を〇で割った余り 1つめの値を2つめの値で割ったときの余りを返す |
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〇を四捨五入 指定した数値を四捨五入した値を返す |
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〇の▢(関数) 指定した数値を指定した数学関数で演算した値を返す |