こちらは、スクラッチの「リストの〇番目に〇を挿入する」ブロックの使い方を、詳しく徹底解説しています!
「リストの〇番目に〇を挿入する」ブロック
「リストの〇番目に〇を挿入する」ブロックは、指定したリストの指定した番目に指定した値を挿入します。
リストとは?
リストとは、文字や数値をいくつも保存できるロッカーのようなものです。
リストに入れた値は、いつでもどの値でも簡単に取り出せます。
このようなリストを、プログラミングの世界では「配列」と呼びます。
「リストの〇番目に〇を挿入する」ブロックの規定値
「リストの〇番目に〇を挿入する」ブロックの規定値は、以下の3つです。
- 作成したリスト名
- リスト名を変更
- リスト”〇〇”を削除
「リスト名を変更」は、現在選択中のリストの名前を変更できます。
「リスト”〇〇”を削除」は、現在選択中のリスト〇〇を削除できます。
「作成したリスト名」は、こちらのように作られたリストがすべて表示されます。
「リストの〇番目に〇を挿入する」ブロックの使い方
それでは、「リストの〇番目に〇を挿入する」ブロックの使い方を見ていきましょう。
まずは、リストを表示させましょう。
「リスト▢を表示する」ブロックをスクリプトエリアに置いてクリックしてください。
クリックすると、ステージの左上に選択したリストが表示されます。
今回選択したリストは「月」というリストで、中身は空の状態です。
まずは、「〇をリストに追加する」ブロックを使って、リスト「月」に「1月」「3月」「6月」を入れます。
こちらのリスト「月」には、「2月」「4月」「5月」が抜けた状態です。
まずは、「リストの〇番目に〇を挿入する」ブロックで、リスト「月」を選択し、2番目に「2月」を入れてみます。
「リストの〇番目に〇を挿入する」ブロックをクリックすると、リスト「月」の2番目に「2月」が挿入されました。
次は、「リストの〇番目に〇を挿入する」ブロックを2つ並べて「4月」「5月」を入れます。
こちらのブロックを実行すると、「4月」「5月」が指定した番目に挿入されました。
このように、「リストの〇番目に〇を挿入する」ブロックは、指定した番目に値を挿入します。
リスト名の変更とリストの削除
「リストの〇番目に〇を挿入する」ブロックには、「リスト名を変更」と「リスト”〇〇”を削除」の機能もありました。
こちらの2つは、プログラム実行中に使うことはありません。
リスト名の変更と変数の削除については、「スクラッチの「リストの値」ブロックの使い方を徹底解説!」で詳しく解説していますので、こちらをご確認ください。
変数ブロック一覧
「変数」ブロックには、以下の17個のブロックが用意されています。
- スタックブロック・・・11つ
- 値ブロック・・・5つ
- 真偽ブロック・・・1つ
ブロックの色は、変数関係が橙色、リスト関係がレンガ色(赤茶色)で統一されています。
変数ブロック | 動作 |
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変数を作る 変数を作る |
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変数の値 変数の値を返す |
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変数を〇にする 指定した変数に指定した値を入れる |
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変数を〇ずつ変える 指定した変数の値に指定した値を加える(+なら増、-なら減) |
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変数▢を表示する 指定した変数の値を表示する |
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変数▢を隠す 指定した変数の値を非表示にする |
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リストを作る リストを作る |
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リストの値 リストの値を返す |
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〇をリストに追加する 指定したリストに指定した値を追加する |
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リストの〇番目を削除する 指定したリストから指定した番号の値を削除する |
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リストのすべてを削除する 指定したリストのすべての値を削除する |
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リストの〇番目に〇を挿入する 指定したリストの指定した番目に指定した値を挿入する(追加) |
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リストの〇番目を〇で置き換える 指定したリストの指定した番目に指定した値を置き換える(変更) |
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リストの〇番目 指定したリストの指定した番号の値を返す |
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リストの中の〇の場所 指定したリストから指定した値の番号を返す |
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リストの長さ 指定したリストに含まれている要素の数を返す |
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リストに〇が含まれる 指定したリストから指定した値が存在するか調べて真偽の値(true、false)を返す |
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リスト▢を表示する 指定したリストを表示する |
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リスト▢を隠す 指定したリストを隠す |