ブロックの使い方制御

スクラッチの「〇回繰り返す」ブロックの使い方を徹底解説!

こちらは、スクラッチの「〇回繰り返す」ブロックの使い方を、詳しく徹底解説しています!

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「〇回繰り返す」ブロック

「〇回繰り返す」ブロックは、指定した回数だけ中に入れたブロックの処理を繰り返し実行します。

例えば、「 〇歩動かす」ブロックを使って、10歩歩くのを10回繰り返してみます。

実行前のx座標は「0」です。

こちらのスクリプトを実行すると、スクラッチキャットが動きx座標は「100」となりました。

つまり、「10歩×10回=100」で、10回繰り返されたことになります。

このように、回数を指定して繰り返し処理をしたい場合は、「〇回繰り返す」ブロックを利用します。

少数は小数点第一位を四捨五入

回数で繰り返すことは分かりましたが、少数を入れるとどうなるでしょうか?

答えは、少数は四捨五入されます。

試しに、今度は回数を「0.5」に設定してみます。

この時のx座標は「100」です。

こちらのスクリプトを実行すると、x座標は「110」となりました。

つまり、「100+(10歩×1回)=110」で、1回繰り返されたことになります。

「0.5」の小数点第一位を四捨五入すると「1」ですよね。

よって「0.4」回にすると、四捨五入で「0」回になり、中に入っているブロックは処理されません。

ちなみに、マイナスを入れても処理されませんので、間違えないようにしましょう。

半角数字のみ

「〇回繰り返す」ブロックは、繰り返す回数を指定します。

よって、回数は「半角数字」で指定します。

例えば、全角で「10」と入力した場合は、もちろん処理されません。

もしも思ったようにプログラムが動かない場合は、回数指定に限らず、数字で指定している部分が全角になっていないか確認しましょう。

制御ブロック一覧

「制御」ブロックには、以下の11個のブロックが用意されています。

  • ハットブロック・・・1つ
  • スタックブロック・・・3つ
  • C型ブロック・・・5つ
  • キャップブロック・・・2つ

ブロックの色は、山吹色で統一されています。

主に何かの処理をした場合に、発生するイベントの条件分岐で利用されるプログラムになっています。

制御ブロック 動作
〇秒待つ
プログラムの処理を指定した秒数だけ一時停止する
〇回繰り返す
指定した回数だけ中に入れたブロックの処理を繰り返し実行する
ずっと
中に入れたブロックの処理を繰り返し実行する
もし◇なら
指定した条件を満たしていれば、中に入れたブロックを実行する
もし◇なら▢でなければ
指定した条件を満たしていれば1番目のC型の中に入れたブロックを実行し、条件を満たしていなければ2番目のC型の中に入れたブロックを実行する
◇まで待つ
指定した条件を満たすまでプログラムを一時停止する
◇まで繰り返す
指定した条件を満たすまで、中に入れたブロックの処理を繰り返し実行する
〇を止める
指定したスクリプトを止める
クローンされたとき
クローンされたときに下のブロックを実行する【スプライトのみ】
〇のクローンを作る
指定したスプライトのクローンを作る
このクローンを削除する
クローンを削除する【スプライトのみ】