スプライトの「もし◆なら」ブロック

スプライトのもし◆ならは、条件式に条件を設定して、条件に合っている場合は中のブロックを実行し、合っていない場合は中のブロックは無視されるブロックです。

プログラミングの世界では条件分岐のIF文が同じ意味になります。

目次

1. 「もし◆なら」ブロックの説明

「もし◆なら」ブロックの処理内容

もし◆なら条件式に入るブロックは、調べる演算の中にある同じ形をしたブロック(真偽ブロック)しか入れることができません。

設定した条件が一致した場合だけ処理したい場合は、もし◆ならを利用しましょう。

もしも、条件が一致した場合と一致しなかった場合で処理を分けたい場合は、制御の中にあるの中にあるもし◆なら■でなければを利用するようにしましょう。

2. 条件の種類

条件式に入る真偽ブロック別のプログラムを紹介します。

2-1. 特定のキーが押されたとき

こちらは特定のキーが押されたときに処理を実行するプログラムの事例です。

例えばスペースキーが押されたときに「スペースキーが押されました」と言わせたい場合は以下のように設定します。

スペースキーが押されたときに「スペースキーが押されました」と言う

よくスプライトを矢印キーで動かす場合がありますが、その場合は以下のように設定します。

スプライトを矢印キーで動かす

2-2. 指定した値と一致したとき

こちらは指定した値と一致したときに処理を実行するプログラムの事例です。

指定した値の一致には、比較演算子の等号(イコール)を利用します。

2+3の答えを入力してもらって数字が「5」のときに「正解です!」と言わせたい場合は以下のように設定します。

2+3の答えを入力してもらって数字が「5」のときに「正解です!」と言う

よくスプライトを矢印キーで動かす場合がありますが、その場合は以下のように設定します。

スプライトを矢印キーで動かす

制御ブロック一覧

こちらは制御ブロックで1個のハットブロック3個のスタックブロック5個のC型ブロック2個のキャップブロックの計11個のブロックが用意されています。ブロックの色は山吹色で統一されています。

制御ブロック動作
1秒待つ指定した秒数だけプログラムを停止する
10回繰り返す指定した回数だけ中に入っているブロックを繰り返す
ずっとずっと中に入っているブロックを繰り返す
もし◆ならもし指定した条件が成立したら中のブロックを実行する
もし◆なら■でなければもし指定した条件が成立したら1番目のC型の中のブロックを実行し、条件が成立しなければ2番目のC型の中のブロックを実行する
◆まで待つ指定した条件になるまでプログラムを停止する
◆まで繰り返す指定した条件になるまで中のブロックを繰り返す
すべてを止める指定したスクリプトを止める
クローンされたときクローンされたときに下のブロックを実行する
自分自身のクローンを作る指定したスプライトのクローンを作る
このクローンを削除するクローンを削除する
スクラッチプログラミング入門

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Scratchは、MITメディアラボが開発した子ども向けビジュアルプログラミング言語です。
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