ブロックの使い方制御

スクラッチの「〇秒待つ」ブロックの使い方を徹底解説!

こちらは、スクラッチの「〇秒待つ」ブロックの使い方を、詳しく徹底解説しています!

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「〇歩動かす」ブロック

「〇秒待つ」ブロックは、プログラムの処理を指定した秒数だけ一時停止します。

例えば、歩いているプログラムを作りたいとします。

こちらでは、「〇歩動かす」「次のコスチュームにする」ブロックを使って、10歩動いたら次のコスチュームに切り替えて繰り返すようプログラミングされています。

こちらのプログラムを実行すると、スクラッチキャットは早歩きで歩いていきました。

もう少しゆっくり歩かせたいという場合に、「〇秒待つ」ブロックを利用します。

試しに、「次のコスチュームにする」ブロックの下に「1秒待つ」ブロックを追加して実行してみましょう。

すると、ゆっくり歩くプログラムになりました。

 

小数での設定

「〇秒待つ」ブロックを使って、ゆっくり歩かせることができましたが、ちょっと遅すぎますよね。

少し早く歩かせるようにするにはどうしたらいいでしょうか?

「〇秒待つ」ブロックは、少数での設定もできます。

例えばこちらは、「1秒待つ」から「0.2秒待つ」に変更したプログラムです。

こちらを実行すると、一番最初のプログラムより少し遅い感じの、歩いているように見えるプログラムが出来ました。

このように一時的に処理を止めたい場合に、「〇秒待つ」ブロックを利用します。

制御ブロック一覧

「制御」ブロックには、以下の11個のブロックが用意されています。

  • ハットブロック・・・1つ
  • スタックブロック・・・3つ
  • C型ブロック・・・5つ
  • キャップブロック・・・2つ

ブロックの色は、山吹色で統一されています。

主に何かの処理をした場合に、発生するイベントの条件分岐で利用されるプログラムになっています。

制御ブロック 動作
〇秒待つ
プログラムの処理を指定した秒数だけ一時停止する
〇回繰り返す
指定した回数だけ中に入れたブロックの処理を繰り返し実行する
ずっと
中に入れたブロックの処理を繰り返し実行する
もし◇なら
指定した条件を満たしていれば、中に入れたブロックを実行する
もし◇なら▢でなければ
指定した条件を満たしていれば1番目のC型の中に入れたブロックを実行し、条件を満たしていなければ2番目のC型の中に入れたブロックを実行する
◇まで待つ
指定した条件を満たすまでプログラムを一時停止する
◇まで繰り返す
指定した条件を満たすまで、中に入れたブロックの処理を繰り返し実行する
〇を止める
指定したスクリプトを止める
クローンされたとき
クローンされたときに下のブロックを実行する【スプライトのみ】
〇のクローンを作る
指定したスプライトのクローンを作る
このクローンを削除する
クローンを削除する【スプライトのみ】